日付:2015.12.19〜20
(初冬の天狗岳〜唐沢鉱泉より〜@記事へ)
下が雪上のテントと違い避難小屋は実に暖かだった。
計画では、2日目は硫黄に行こうと計画していたが
久しぶりの重荷山行ということもあり体力的にきつくなる事が
昨日の行動で感じたので今回はじっくりと天狗周辺を堪能する
ことにした。

6時半過ぎにオーレン小屋を出発し箕冠山まで
樹林帯をヘッドランプを付けてゆっくりと登っていく。
それまでモノクロだった世界に朝陽が当たり紅く染めた
今日も天気が良さそうだ

箕冠山の分岐で以前みつけたお気に入りの場所に行ったが
雪がなく行けなかったのが残念だった(2013 箕冠山記事へ)

ピーカン
夜明けは空気が澄んでより一層アルプスがきれいに見える

根石岳山荘付近の稜線は風の通り道なのか、かなり風が痛い
インナー、毛手袋、オーバー手袋しても
今回は右の親指から痛いくらい冷たくなった
凍傷というと小指から来るのかと思っていたが
どうも私の場合は太い親指から来るようだ・・・

いや〜キレイ

今日は帰るだけだからゆっくりと眺望を楽しむ

本沢温泉への分岐から見る根石岳が良かった

東天狗への登り

黒百合ヒュッテ泊の方たちだろうか
もう天狗山頂はに賑わっているようだ

昨日は東天狗山頂ではゆっくりできなかったので
さっきまでいた人たちも居なくなり
さて、セルフタイマーで撮ろうと10秒タイマーON
で、走って道標に行く際に凍った岩の上で滑って背中から強打!
おお・・・起き上がり顔をゆがめながらカシャ・・・
雪山で走っていかん

強風の山頂からここまで降りてくると風もなく
ゆっくりできる

黒百合ヒュッテのテン場は御覧の通り極楽
無風でなんて快適そうなんだ

きれいだ〜 心地よい
日差しがポカポカで春山のよう
黒百合ヒュッテで雪山宴会・・・楽しそうだ

黒百合ヒュッテからはただただ安全に下るのみ
そんななか、シャンシャンと鈴の音を響かせて1頭のワン子が
登ってきた
その後から爺さんが登ってきたのでその方の飼い犬と思うが
冬シーズンによく犬と一緒に登っている人を多く見る
国定公園となる百名山の多くはペット同伴は基本禁止と
なるのでこの雪の季節にこっそりと登っているのかもしれない・・・

下山後の温泉はせっかくなので日本秘湯を守る会認定の唐沢鉱泉で

時間帯が良かったのか貸し切りだった。
40度未満のぬるめの浴槽と通常の浴槽と2つあった。
打たせ湯と思われるところに入った瞬間冷たくて心臓が止まるかと
思った。水だった・・・気を付けてくださいませ・・・
やっぱ雪山はいいな〜
