2013年05月06日

南アルプスの女王 仙丈ケ岳


日付:2013.05.01〜03


今年のGWは実家に帰られないので山でも行くことにした。

29日から行く予定だったがイマイチの天気だったので

この際行き先も変更したのが幸いし、最高の山行と相成りました。


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東京から愛知に戻った翌日、ゆっくりと伊那に向かった。

そういえば今日は平日なのでETCも3割引。

予想以上に晴れた空、伊那ICで降り戸台口へ向かう途中に見えた仙丈ケ岳。

ほんとにあの頂に立てるのだろうかと思ってしまうほど大きく見える。

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いい空だなあ

12時45分発の林道バス待ち

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今の時期は歌宿までしたバスが行っていない。

この先の林道は雪はほとんど無かったが、崩落した土砂、岩があり

6月15日まで復旧できるかと思うほどだった。


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北沢峠まで約6Km

今日はテント設営して寝るだけなのでノンビリと歩く。

そういえば、一緒にバスに乗った人は私含め4名のみで

テント装備は私だけだった。

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約2時間で北沢峠に到着。

最初、テントサイトの入り口を見逃し先へ進んでしまった。

そしたらコイツがでて来てこっちじゃないよと教えてくれた・・・


テントサイトは一泊500円。

その晩は、静かな夜でグッスリと寝れた

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日の出の4時40分頃はまだ曇っていて

予報だと9時からだったので6時過ぎでも出発するかと思っていたら

なんと、どんどん雲が無くなっていくのが見えたから急いで

準備して5時半に出発。

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最初は樹林帯を登る。

木々からの旭日の木漏れ日が美しい。

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1時間も登り、開けた場所から北岳が見えアガル

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かっちょいい〜

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1時間半も登ると樹林帯をぬける

後ろには甲斐駒ケ岳とその奥に八ヶ岳。


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樹林帯をぬけると真っ白な小仙丈ケ岳が姿を現す。

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下弦の月に向かって高度を上げる



青と白の世界。


今回は2泊3日とテントで過ごす時間が多かったから
ポッキーからもらった本を読んでいた。
その本のなかで、染織家の志村ふくみさんの「語りかける花」という
本の紹介がされていてこんな事が書かれてあった。

「わたしは次第に「色がそこにある」のではなく、どこか宇宙の彼方から
 射してくるという実感を持つようになった。
 
 色は見えざるものの領域にあるとき、光だった。
 我々は見えざるものの領域にあるとき、霊魂であった。

 色も我々も、根元は一つのところから来ていると。

 そうでなければ自然の色彩がどうして我々の魂を歓喜させるのだろいうか」


なるほど、深い。つまりはそうなのだと思った瞬間。

この今、目にしている色を感じてそう思った・・・

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ちょっと休憩

こんなに北岳を近くで見たのは初めてかもしれない・・・

すてきだ。こんなステキな山並みをずっと見ながら登ってゆく。

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フジヤマも顔を出して来た。

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2時間40分で小仙丈ケ岳到着。

今日は体調もメンタルも最高のコンディションでいいペースだ。

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うわ〜〜

仙丈ケ岳のみごとなカール形状が美しい!

雪をまとったその姿がやわらかさを感じ、そのやわらかさが女王と感じる。


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その隣には、男前同士が顔をそろえていた。


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昨日は雪が降ったらしい。

新雪に先行者の真新しいトレースが続いていた。


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今通過した場所を振り返った。

今まで特に危険箇所は無かったが、ここが一番緊張した場所。

ホントはこの尾根沿いをそのまま来ればいいのだが

トレースが途中で急斜面にもかかわらず下って岩の下をトラバースしていた。

向こうから見るとこちらの状態がわからず私も這いつくばってトラバース

して来たがこっちから見ると、なんだそのままのいけるじゃんと思い

帰りはトレースをつけてきた。

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先行者2人とすれ違い情報をいただく

あのトラバース意外この先は危険箇所も無いという

あの方が私の前を行っていた人で今頂上は誰もいなく風も無いという事だった。

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やっとピークが見えてきた。

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南アルプスがず〜っと続いているのが見える

もはやどれがどの山かわからない。

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いえ〜い! 3033m

バックに中央アルプス。360度のパノラマだった。

だれもいない頂上に立つのは何とも気持ちがいい。

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たしかに風も穏やかで日差しが暖かくも感じるほど

ノンビリと横にでもなりながら、ぼ〜っとこの眺望を眺めていた。

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20分ほどで後続方が登って来た。

鳳凰山をバックに絵になる場所。


今日は下ったらテントでぼ〜っとして寝るだけなので

ほんとうにゆっくりと惜しみながら下っていった。

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雲が出てきて、その影がカールに写るのも絵になる。


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何度も振り返っては足をとめる・・・

この辺からが一番いい眺めのような気がする





おしみながらテント場に戻ると思わず笑ってしまった・・・



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なんと、隣に私のと同じテントが立っていた。


まだあまり見かけないテントだけにその方も狙ってわざわざ隣にしたに違いなかった。

その方と話したいなと思いながらもなかなかタイミング合わず

結局話さずに下山してしまったがまたいつかどこかで・・・


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テントに戻った時点で13時

時間があって担いで持ってきた500mlのビールがすぐに

終わってしまったので小屋に買いに行ったら

なんと生ビールが今だけ500円(通常700円)と下界と同じ値段、

しかも缶ビールも500円なので生でしょうと思い買ってしまった。

それはそれは格別のお味です。

山で生ビールなんて贅沢を生まれて初めて体験。

この小屋は新装リニューアルオープンが6月15日からだった。


その後は本を読んだり、ぼ〜っとしたり昼寝したり・・・


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昼寝の影響か、なかなか寝れず

今夜はよく晴れているいるせいか、ものすごく冷える


そして、満点の星空

真夜中にテントを全開にしてシュラフにもぐりながら

その夜空を眺めて過ごした。


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最終日は、歌宿10時15分のバスに乗って帰るだけ


帰りの林道歩きで、今日から山に入る人が登って来た。

その人、人、の多さ。聞くと始発バスが3台も出たらしい。

そうか、きょうからGW後半だった。

あのしずかなテント場も3倍以上の賑わいになることだろう。


ちょうどいい期間に来たから、ほんとにしずかな山旅でよかった。


帰りのバスも私含め3人だった。

バスの運転手さんから「どこ登ってきたの?」と聞かれ

仙丈ケ岳と答えると、わざわざバスを停車してくれて

登ってきた仙丈ケ岳を写真に収めることが出来た。


ありがとう




このGWに遭難事故が多数あったようです。ご冥福をお祈りいたします。






posted by teruya at 21:04| 愛知 ☀| Comment(0) | 百名山登頂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月12日

GW後半戦

日付;2013.05.04〜05

前日の夜、東京からサリーのお母さんが愛知へやって来た。

サリーの妹夫婦がムーミンさんの実家、金沢へ帰省するのに合わせて

我々も遊びに行く。そこにお母さんが同行するという今回の旅・・・

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東海北陸道の渋滞に巻き込まれながら昼近くに

久しぶりの日本海に出た。


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この海からそびえ立つ立山山麓が観たくてやってきた。

有名な海岸と言ったら「雨晴海岸」だが、マイナーな我々は

となりの島尾海岸へやってきた。と、いうより雨晴に向っていたら

ココにたどり着いたのだ。

観光客のいない静かでキレイなビーチ。

今はまだ締まっている建物のテラスに座り、お弁当タイム。

海風がじつに心地よい、暑くもなければ寒くもないホントちょうどいい。

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昨日までの空とは違い、昼近くになるとだいぶ霞んできたと思い空をみると

巨大ではっきりとした「ハロ」が出現。

これから天気は下り坂か?


その後、二上山万葉ラインの細い峠の途中で


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大きな鐘が現れ、思わず停車し

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おもいっきり鐘を突く

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低周波の波動が体に伝わるほど

お母さんがなかなか突けづにいると、見かねた地元?のひとが

手伝ってくれた・・・


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幸福の鐘

富山の町並みを一望でき、霞が無ければ山並も一望できる。


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この万葉ラインに来た目的はこれ!


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見ごろの八重桜

このような八重桜だけの並木は初めてみた。

その後、本日の宿の立山へ向け移動。

明日はケーブルカーを利用して美女平を散策と思っていたが

混み具合を聞きに立山駅へ寄ったら、切符売り場の方の出勤時間の

朝5時で50人ほど並んでいて11時には4時間待ちだという・・・

しかも、美女平はまだ雪がタップリらしいので即やめることにした。


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本日の宿「ロッジ雷鳥さん」

外観は古いが、部屋はリフォームでキレイだし温泉がとてもいい泉質

さらには、オーナーはじめ従業員の細かな気遣いが行き届いた宿だ。

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地酒「立山」も飲みやすくグイグイ進んでしまう。

いうまでも無く、その夜は爆睡・・・


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朝風呂にゆっくり入り8時前に出発した。


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朝の気持ちいい風のなか称名滝へ

20分くらい歩く

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急峻な岸壁がそびえ立つ


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雪解けがまだなのか、水量はイマイチだが

マイナスイオンをタップリ浴びる。


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帰り道によった雄山神社

奥深い杉林が神々しく感じる雰囲気満点だ。


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巨木が多くある。

映画「剣岳 点の記録」の撮影現場でもあることを知る。


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んっ?


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これは金太郎か?


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さて、富山の旨い寿司でも食べに


その前に、我々のお気に入りの場所。秘密の場所だ。


観光客はまずココには来ないであろう河川敷公園「常願寺川上滝公園」

県道174の細い道沿いにある

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ここは桜並木もずっと続いていて満開と雪山のコラボがさぞかしきれいどと思う。

富山にお寄りの際はぜひ行ってもらいたい場所。

山に行くのもいいが、灯台下暗し。美しい山並みをのんびりと眺めるならココだ!


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富山湾直送の回転すし屋で脂ののった寿司を堪能し金沢へ

駅でムーミンさん一家とアイドルと合流し豪邸にお邪魔した。

ココでもう一泊したいような、いつまでもいたような時間が流れていたが

明日から我々は仕事のためお母さんを置いて愛知へ


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ああ、久しぶりだね日本海の夕陽

最後にこの美しい夕焼けを心に焼き付け今回のGWに幕を閉じたのであった・・・





posted by teruya at 17:41| 愛知 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

謝謝! 台湾!

日付:2013.5.9〜11

GW明け、仕事で台湾に出張になった。

がっちり仕事し、たくさん遊べた内容の濃い、そして台湾人の

暖かさにふれ、さらに台湾が好きになった旅となりました・・・
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名古屋セントレアから初めてのJALで行ったのだが、

日本の空港会社を使っての海外なんて久しぶりだ。

現地では、アテンドの方の車での移動となる。




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海鮮料理屋で食う!


店先で新鮮な魚介類を選んで、どういう風に料理するか相談しながら決める。

分厚い刺身、ボタン海老、スープ、蟹、空芯菜、大きなシャコ焼き、海老焼き

白身魚、ビーフン、・・・・などなど

どれもおいしい!


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ホテルに戻り、とりあえずコンビニで台湾ビールの3本セットを買って

2本飲んで寝る。


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5時前に目が覚めてしまい散歩に出かけることにした。

というよりはもともと散歩する予定だった。

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1kmほど歩いていい感じの公園を見つけて回りをぐるぐる歩き

園内を偵察する。

ただ散歩していたわけではなく、何を探していたかと言えば・・・

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太極拳をする集団を探していた。

イメージは50人ほどの中に加わろうとたくらんでいたが、そんな集団はなく。

このおっさん一人が達人のような動きをしていた。

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ホテルに戻る途中で他にも何箇所か見てみたが

集団はいなかった。まあ、明日は気にせず一人でやってみようか。


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ホテルにもどり、最上階へ

なんと、天然温泉露天風呂がある!さすが、高級ホテル!


日本にいるのかと錯覚してしまうが・・・ひとつだけ気になるのが

風呂桶というものが無い。

いや、正確にはひとつだけあった。50cmはあろうかと思われる木の桶が・・・



順調に仕事もおわり、昨日からアテンドの方にアプローチしていたところに行くことに

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アジアの夜といえば、ナイトマーケット。

ここは、とてもマイナーなナイトマーケットで、観光客はほぼいない。

台北で有名なのが、士林のナイトマーケットであるが私が泊まっているのは

おとなりの桃園県なので、その中レキ市にある事を出発前に調べていた。


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まず、入ってすぐにチャイニーズバーガーを食べる。

中華まんの生地に、豚の角煮っぽいのとザーサイの刻んだもの

それにピーナッツの粉末、パクチーをはさんで出来上がり。

最近、NYでも人気なだけあってすごくおいしい!パクチーが無ければ!

パクチーが苦手な人は抜いてもらおう。

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台湾の夜は長い。

毎日26時までやっているらしい。

今の時期の気候は、20度〜30度の湿度タップリの梅雨。

熱気で汗だく。


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不思議なフルーツ。

味見するも、なんかバナナのような風味でまあまあ。

台湾人はフルーツ大好き。今の旬はパイナップル。

道路沿いにパイナップルを大量に積んだ露天販売車をよく目にした。


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蛇も食べるらしい。



最終日・・・帰国の日・・・午前中は何も無いのでガッチリ遊ぼう!って思ってたら

土砂降りの雨。

朝食を食べ、露天風呂にゆっくり入ろうと思っていたら電話が鳴った。

その電話は、アテンドの方からだった・・・


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昨日のこと・・・

ナイトマーケットに行く前に時間があったので桃園市では

有名な寺に寄った。


そこで、「子供が授かりますように」と祈ったとアテンドの人に言ったのだった。




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それを、憶えていてくれ

ホテルの近くに「子供」に関する有名な寺があると調べてくれて

良かったら行かないかと、誘ってくれたのだった。

ああ、ありがたい!


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と、いうことで本格的な作法でやるべく

売店のあばちゃんに聞く。


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まず、お札っぽいのとお供えのお菓子を買う。

あと、なが〜い線香が10本入ったのも買う?昨日行った寺は、なんか入れ物に無造作に

線香が入っていたので適当にとって適当にやった。


とりあえずお堂というのか、その前にあるテーブルに買ったお供えを置く。


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これは、昨日の寺の写真

同じようにお堂の外にこういうのがあるのだが


まずは、線香10本に火をつけ 頭の方に持って行きながら2礼?

したら4本をココに捧げる。

この外にあるこれは、「天」を意味しているので

まずは天に祈りを捧げる。


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次に中の正面にある立派な観音さまに祈りを捧げ、線香4本


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次は左右に4つの観音・菩薩があるので

1本づつ捧げる。


おみくじを引く場合は、答えを聞きたい神様のところで・・・

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月型の2つを手に持って

ひざを付きながら名前、住所、聞きたいことを問いかける。

ひとつめの問いかけは「おみくじをひいてもいいですか?」

写真のようにひとつは裏、もうひとつは表だと 「YES」

2つとも平らな面が下向きだと、「NO」

平らな面が上向きだと、「よくわからない」

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YES

くじを引きます


引いたくじを神様の前に持っていって

「このくじでいいですか?」

と3回聞いて YESだとOK。


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日本の神社と同じように、引いたくじには番号が書かれてあって

引き出しからその番号のおみくじをもらう。


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何々・・・


すごくいいことだけが書いてある。


「外見は岩の様だが中にはとても美しいものがある」

「仕事も順調」

「夫婦なか円満」

「子供は遅くなるがいい」

などなど。

線香が2/3以上燃えるまでゆっくりと寺で過ごそう。


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その後、お札を大きいものから燃やし


最後のお菓子はいただいて食べよう。


かなったあかつきには、お礼参りを忘れないように。



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最後の〆に

5000円のふかひれスープをいただく

20cmの肉厚

このおかげで残っていた台湾ドルがキレイに無くなったので一石二鳥。

もうこんなふかひれは食べれないかも知れない。

というか食べなくてもまったく困らない。


春雨と変わらないと思うのか私だけか・・・


日本人だからと店のオーナーが高級珍味のカラスミをちょっと

出してくれた。



ああ、台湾人はやさしいなあ・・・感謝感謝




今度は、玉山に登りに来よう!





posted by teruya at 21:00| 愛知 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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