2012年11月06日

空木岳〜中ア主稜線の散歩道〜 @


日付:2012.11.3〜4

出張で九州一周から帰ってきた週末、

最高にいい天気っぽいのとサリーがいないので

一人、中央アルプスの主稜線から空木岳を目指しました・・・

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快晴です。

菅の台バス停に6時過ぎに到着し、あせらず準備しバス停に並ぶも

いつもの様にバカでかいザックを背負っているのは私だけだった。


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すばらしいコントラストだ。

紅葉の季節から一気に「青と白」の世界に変わっていた。

おとといからの降雪で想像以上に雪がある。

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神社に旅の安全をお祈りし、極楽平を目指す。

アナウンスでこっち周りの登山道は、アイゼンとピッケルが必要と言っていたのを

聞いて、軽アイゼンしかもってこなかったのに、

ちょっと動揺した。


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稜線に出たとたん、結構な風に飛ばされそうになり

凍る前に急いでカッパを着た。

体感温度はマイナス15度もあるかも。

バイアグラ・・・いや、何だっけ?

あっ、バラクラバ(目だし帽)をかぶる。

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うお〜、すげ〜いい感じ

今回は初のあのテントで一人、山で寝る。

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不安と興奮でどうにかなってしまいそうなのを

どうにか押さえ

慎重にゆっくりと行こう。

前泊した先行者なのかトレースはある。

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しかし、ほんとに天気がいい。

そして誰〜もいない、誰とも会うことなく2年前に来た

そして6月に大雨で敗退した檜尾岳の避難小屋が見えた。

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予定よりいいペースで檜尾岳到着。

もう、ココでもいいかなとちょっと思った。

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前にテント張った場所。

頂上直下の場所なのにこのハイマツさんのおかげで風が無い。

やっぱいい場所だ。

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まだ12時前だし、目指すはあそこか。

これからの稜線が核心部。

無理ならここに戻ろうと思いながら進むことにした。


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幾度となくアップダウンを繰り返し、雪と氷の岸壁のトラバースや

岩をよじ登ってやっとたどり着いた

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ここまで来る途中にハイマツの陰になっているビバークポイントがあったが、

この熊沢岳の頂上部もとってもいいビバーク地だと思う。

あの岩の下にでも・・・

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眺めも最高すぎる。

ほんとに今度、ココでビバークしたいと思った。


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陽の当たらない北斜面

凍りつく寒々しい岩壁にゾッとする。

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もう腹いっぱいと思うほどのアップダウンにヘトヘトになって

もう少しで東川岳というところでこの稜線で初めての2人組みの方に遭った。

池山尾根から空木岳登頂後こちらから檜尾岳経由で日帰りで下るという・・・


ち、ちょっと今、15時なんですけど

今わたしが檜尾岳から3時間かかってココなんですけど、

今日の日没が17時なんですけど。

どうなっただろうかあの方たち。たぶん檜尾岳避難小屋で一夜を明かした

のだろう、あそこは常時マットとシュラフが置いてある。

あと何時間で下れるか把握してないのにはホント危ないなあ〜と思った。

ご安全に。

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東川岳山頂にやっと到着。

あとは下るだけ、ここまでの危険な岩稜帯を思うとホッとした。

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南駒ケ岳への稜線もステキだ。

15時半、もう西日が射している。

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今日の寝床、木曽殿山荘。

空木岳と東川岳とのあいだのコルにある。

山荘は先週で閉まっているので風が防げるところにテントをと

思っているが・・・

無い場合は、倉庫に数人寝れる避難場所があることは知っていたので

いざとなればそこに寝ようと思っている。

東川岳からの下りはちょっと整備されていて急な下りが少し楽だったが

すでにクタクタだった。

山荘についてすぐに空木方面から降りてくる第2山びとを発見。

ココに一人で寝る可能性が無くなるかと思うとなんだかうれしくなり

早く下りてこないかと待ち遠しく思えた。

下りてくるなり挨拶し、ココに泊まるのかと聞いたら

泊まるとのことだったのでうれしかった。

2人組みの方で伊奈川ダムから越百山から来たという。

その2人は非難小屋に泊まるみたいなので私は自分のテントが張れそうな

場所を探した。


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風が防げる、1張りだけ出来る場所があった。

寒くてビールなんて飲む気が起きなかったが、この日にかぎって

500mlの一番絞りと高級品ビールを担ぎ上げていたので

震えながら飲む。

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気づけば山肌がきれいに焼けている。

ああ〜美しいなあ〜

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寒いのでテント内でチゲ鍋を作って

九州で買ってきたマニアックな芋焼酎のお湯割りで温まる。


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テントから暮れ行く景色をぼ〜っと観ながら飲む。

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しずかな山の中、ひとり・・・

いつまでも眺めていた・・・



つづく







posted by teruya at 19:28| 愛知 ☔| Comment(0) | 百名山登頂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月11日

空木岳〜中ア主稜線の散歩道〜 A

日付:2012.11.3〜4

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3シーズンのしかもプラス領域の薄いシュラフしか持っていないが

今回はシュラフカバーをプラスして対応。

気温はマイナス11度。

意外と寒くは無かったが、寝るとちょっと寒くて目が覚めるというのを

繰り返して断眠だった。

3時頃から起きて徐々に起き出し昨日の鍋の残りでラーメンを食べて

温まったあとテント撤収。

遅出のお月様のせいで空は結構明るかった。

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日の出前の5時出発。

いきなりの急登から始まり、ゆっくりゆっくり登る。

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今日も雲ひとつ無い天気に眺望が最高にいい。


また、誰もいない。


中央アルプスのこの稜線はほんとに静かな山旅を出来ることが分かった。


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西斜面を登っているので御来光は観れなんだが、木曽駒ケ岳方面の

焼ける山並みが美しくみえる。

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木曽殿山荘から見えたピークは第一ピークで

その後このような岩場が連続する。

ここを登りきれば空木か・・・

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と、思ったらまだ先があった・・・

第二ピーク?からの最後の登り。


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わあ〜、ついに 空木岳山頂部

感激で旭が目に染みる・・・


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やった〜念願の空木岳

昨日からの最高の天候と眺望に感謝しきれない。


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南駒ケ岳方面への稜線も魅力的だ。

いつか向こうから縦走したいと思った。


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あとは長い長い池山尾根をくだる。

頂上直下の駒峰ヒュッテに泊まっているグループもあった。

下りは雪が凍っていて慎重になる。


迷い尾根は、細いトラバースに急な斜面に

雪があるだけで2倍は神経を使って疲労困憊になる。


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道中、ひとり休憩していると何か来る気配がした。

ガサガサ・・・四足歩行・・・黒い


一瞬、熊かとおもったらニホンカモシカだった。

前回(二年前の檜尾岳)のと一緒かな?

お出迎えありがとう。

じ〜と見つめ合っていた。

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池山避難小屋の水場で少し給水した。

中央アの稜線は水が無い。


「鷹打場」でタクシー会社の電話番号がのった看板がでていた。


林道から菅の台駐車場までもう1時間だが

ここですでにうんざりしたし、親指が死んでいるのでタクシーを呼んだ。

2000円ほど。

運転者の話では1時間前にも2人組みを迎えに来たらしい、

みんなあの辺でうんざりしてタクシーを呼ぶらしい。


くだり5時間。きつかったな〜


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今年一番の大山行となった。

これから冬山シーズンです、ご安全に




















posted by teruya at 19:05| 愛知 ☔| Comment(0) | 百名山登頂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月13日

ネイチャー教室待望の3期生!

日付:2012.11.10〜11

えぇ〜、2期生のポッキーがちょうど1年前(ポッキーの入学式)。

つう事は、サリーネイチャー教室with teruya の入学生は

今のところ年に1組と言うことになる。

まあ・・・いっか。

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どうしてもこの時期の初心者コースとなると

にゅう〜高ボッチが定番となる。

今回は、サリーの前職場の看護士さんの「Jさん」と「バイリンガルさん」

ナースに囲まれて八ヶ岳を目指しました。


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雲が微妙に多いので

「にゅう」からの眺望がどうか観れますように!願って出発。

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んん〜いつ観てもいい感じ

ちょっと風が強いか、身体が冷える。

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落ち葉も一緒に凍っていた。

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そういえば、最近雨降っていないか?

ここ北八ヶ岳の森は「コケ」がステキなのに

今日はなんだか乾いてるみたいで、魅力が半減なのが痛い。

そのせいなのか森が明るい感じがした。

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バイリンガルさんの動悸を心配しながらゆっくり登る。


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まさか!と思うほど日本一の富士山がきれいに見える。

これには、Jさんも感動してた。


一度として同じ景色とない山、それが魅力のひとつなのだ。

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と、いうことで今年も私のピースフルなバイヴスでもある

芋煮をすることが出来てよかった。


今年は庄内風で作ってみたが

近くの人が「ああ〜いい匂いですね。あっ、豚汁だ」って

言っていたのがすごくショックだった・・・

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ごみを拾って妖精に会いましょう。


下りでJさんの病院での霊体験を色々聞いて

無事に下山できるか心配になったが、無事下山し「石遊の湯」で

温まって宿へ


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いつもお世話になっている「さかえや」さんがいっぱいだったので

今回は違う場所。

と言うかとってもいい場所を見つけてしまった。


紀州鉄道の貸し別荘施設で、十分な広さと静かな森の中にあるコテージ

3800円/人

そして、私が料理を振るうのにはもってこい。

今回から定番の合宿施設として登録させてもらいます。

しかも、明日の高ボッチに近い。

その名も「ネイチャービレッジ諏訪塩嶺」です



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5時に出発。

予報では、曇り雨・・・どうかな?って思ってきたものの

雲は確かに多いが、かえって朝焼けが美しい。


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いつもは雲海で見えない諏訪湖。

夜景と、そしてなんと富士山まで見えていた。



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焼ける

色が美しい、色弱の私には何色かよくわからないが素晴らしい。


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第3回目の合宿第成功!

楽しかった!


その後、雲がでて来てご来光はお預け。

また企画しましょう。


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松本側は北アルプスが白く壮大に

白馬まで見えていた。


やっぱ高ボッチすげ〜な



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posted by teruya at 21:17| 愛知 ☔| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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